- ヨガティーチャーが本当にすべきことは
- ヨガティーチャーの本分とは
いつも笑顔でいられる。そんなヨガティーチャーでいるために注力すべきポイントをお伝えします。あなたとあなたの周囲の人たちが笑顔でいられますよう、あなたのヨガビジネスのお役に立てたら幸いです。
マクドナルドのV字回復
かなり前に観たテレビの話です。日本マクドナルドの元CEO原田泳幸氏を取り上げた番組がありました。それは、こんな内容でした。
原田氏が社長に就任する以前。80円や65円という安値でハンバーガーを売ることで、一時期は好調に見えた日本マクドナルドですが、その後経営が悪化。様々な手を打つも効果がでない。
そんな状況を立て直すべく、米アップル社から引き抜かれて日本マクドナルドのCEOに就任した原田氏。その後、日本マクドナルドは見事にV字回復を見せました。
外食産業の全くの門外漢だった原田氏が最初にやったこと。それは「美味しくする」だったそうです。原田氏自身が自社商品を店舗で食べてみて、美味しくないと感じたそうです。その時点のマクドナルドでは、ハンバーガーを作り置きしておき、それを販売するという方法で商品を提供していました。これだと、迅速に販売はできても、できたてのハンバーガーは提供できない。
結果的に美味しものが提供できない。だから、
商品を美味しくした。
当たり前すぎるほど当たり前のことですが、当時のマクドナルドはこれができていなかった。外食産業において、提供する商品が美味しくなくては、他にどんな手を打っても大した意味はありません。
商品の味を良くするために商品の提供システムを見直し、お客様がオーダーしてからつくるという、現在のシステムができあがりました。
美味しくできたからこそ、一度食べてくれたお客様はファンになりリピートしてくださる。こうしたことにより、V字回復ができたわけです。
(その後、再び売上に陰りが見え、CEOは交代となりましたが)
ヨガビジネスに当てはめると
このエピソードを観て、ヨガのビジネスも同じだと感じました。つまり、これをヨガビジネスに当てはめると「商品を美味しくする」とは、
・レッスンをより良くする
・レッスンのクオリティーを高める
ということです。美味しくすることが外食産業にとって当たり前であったように、これらのことはヨガティーチャーにとって当たり前すぎるほど当たり前なことです。
逆に、これができていなければ、宣伝広告、チラシ配布、キャンペーンなどをしたとしても大した意味はないということです。
チラシを見てキャンペーンを知り、体験レッスンに参加していただいても、レッスンのクオリティーがいまいちではその後のリピートは見込めません。
- いいレッスンを提供できるヨガティーチャーになること
- そして、常にいいレッスンを提供し続けること
それがヨガティーチャーの仕事であり、本分です。これができていれば、あとはあなたの存在を知ってもらうだけ。ここではじめて、宣伝広告が大きな意味を持つのです。
ヨガティーチャーとして注力すべきところは「レッスンをより良くすること」です。その後に広告宣伝などの告知です。
正しいところに注力していれば、自然に生徒さんは増えていくものです。いつしか広告宣伝などしなくても、いつも満員御礼。そんな状況もつくることができます。
注力すべきポイント、がんばる方向を間違えないようにしたいものですね。
まとめ
良いレッスン、満足できるレッスンだからこそ、リピートしたいという気持ちになります。そういうレッスンが提供できているからこそ、広告宣伝が意味を持ちます。 ヨガティーチャーが注力すべきは、自身のレッスンをより良くすること、満足していただけるものにすること。いたってシンプルですね。
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