「生徒さんはどうして私のヨガクラスに来てくれるんだろう」
生徒さんが来てくれないのはなぜか。そう考えるヨガティーチャーは少なからずいるでしょう。しかし、逆に生徒さんが「来てくれる理由」を考えることは少ないかもしれませんね。
生徒さんがなぜ来ないのか。逆になぜ来るのか。その理由は様々でしょうが、生徒さんにいらしていただくためのひとつのポイントをお伝えします。あなたなりのビジョンを持って、ぜひ今後のヨガクラス運営に役立ててください。
どのように生徒さんの役に立てるのか
ヨガティーチャーは生徒さんの人生によりよい影響を与える存在です。生徒さんの 「人生」 のお役に立つことが仕事です。では、あなたはヨガティーチャーとして、どんな形で生徒さんのお役に立つことができるのでしょうか。
ヨガには様々な側面がありますね。
- 身体を強くする
- 身体の柔軟性を向上させる
- 身体を安定させる
- アンチエイジング
- 波立った心を穏やかにする
- ネガティブな感情や不安を取り除く
- ストレスを和らげる
- 周囲の人達との繋がりを深める
などなど。あなたはどういった面で生徒さんのお役に立ちたいですか。それを明確にしましょう。それは次の質問に答えることで明確にできます。
あなたと関わることで生徒さんにどのような幸せが訪れるのですか
あなたがこのビジョンを明確に持っていれば、それを生徒さんに提示してあげることができます。そして、そのビジョンが生徒さんの求めているものと合致すれば、生徒さんはあなたのヨガレッスンを選んでくださいます。
逆にあなたがそのビジョンを明確に持っていなければ、自分のヨガがどのように役立つのかを生徒さんに伝えることができません。ヨガティーチャー自身の中で明確でないものを生徒さんは知りようがないのです。
あなたのヨガレッスンに通うことで、自分はどのように幸せになれるのかが想像できなければ、参加したいというモチベーションも上がりませんね。
ビジョンを明確に
あなたが提供するヨガがどのように生徒さんの役に立ち、その結果生徒さんの未来がどのようにハッピーになるのか。そのビジョンを明確に提示することで、それを求める生徒さんがいらしてくださいます。
そのビジョンは、あなたが深めたヨガのレベルによって変化していくのかもしれません。それでもいいのです。現時点でのあなたが持つビジョンでOKです。ですから、一度まとまった時間をつくって「ヨガティーチャーである私と関わることで、生徒さんにはどのような幸せが訪れるのか」を書き出してみましょう。
私はなぜヨガをするのか、そして私はなぜヨガを伝えるのか。つまり
- あなた自身がヨガをする意図
- あなたが生徒さんにヨガをお伝えする意図
このあたりをとっかかりに考えていくといいでしょう。ビジョンが明確になると、生徒さんに接するときのあなたの気持ちや、ヨガクラスを開催する気持ちにブレがなくなるという効果もあります。
ビジョンを書き出すときは 「私がなんとかしてあげます」 というスタンスではなく「あなたのお役に立ちたい」 と考えましょう。
「私が、私が、・・・」 と考えていると、ひとりよがりになりがちです。「あなたの」 お役に立ちたい。そんなスタンスで。そして、ビジョンが明確になったら、あなたの意思表明として、それを広く伝えましょう。それに共感してくれる生徒さんが集まってくれます。
つまりそのビジョンこそが、生徒さんがあなたのヨガレッスンにいらしてくれる理由です。
まとめ
ヨガティーチャーの仕事は生徒さんの人生をより良くすること。どのようにより良くできるのかを、生徒さんに提示してあげましょう。そのためにはまず自分自身がそのビジョンを持つことです。
ビジョンを鮮明に生徒さんに提示することで、それに共感してくれる生徒さんが集まってくださいます。そのビジョンこそが、生徒さんがあなたを選ぶ理由です。
そして、あなたがそのビジョンへと向かっていれば、あなたの生徒さんは、そのビジョンのとおりにハッピーになっていけるのです。
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