価格設定に悩むヨガインストラクターへ、レッスン料のシンプルな決め方

レッスンの参加費をいくらに設定したらいいのかな
企業へ出張レッスンの見積りを出すことになったけど金額に迷う

フリーのヨガティーチャーとして活動をスタートするとき、多くの方が共通の悩みを持たれます。それがレッスン料の設定です。今回は価格設定のシンプルな考え方をお伝えします。ヨガティーチャーがヨガを指導することに専念できるようになってほしいから。

シンプルに考える

価格設定は多くのヨガティーチャーが迷うところです。高く設定したらしたで、高すぎるといわれないかと不安になり。逆に安く設定したら安かろう悪かろうと思われないだろうかと悩む。こうした悩みはとても良くわかります。フリーランスのヨガティーチャーは必ず通る道です。

あれこれ悩んでなかなかスタートできないなら、シンプルな考え方でサッと決めて、レッスンをスタートしましょう。

シンプルな考え方とは、これです。

  1. 必要な経費に、
  2. 正当な利益を乗せ、
  3. 生徒さんの見込数で割る

これだけです。本当にシンプルですね。

必要な経費とは

必要な経費とは、レッスン1回あたりの会場代、交通費、広告宣伝費など、レッスンを開催するにあたり必要となるお金の合計金額です。

正当な利益とは

正当な利益とは、フリーランスであれば、おもにヨガティーチャーの報酬です。レッスン1回あたりに自分が受け取りたい報酬金額です。

生徒さんの見込数とは

生徒さんの見込数とは、レッスン1回あたりの生徒さんの参加見込み人数です。「見込み」ですので、これを正確に出すことはできません。会場の最大収容人数の半分ぐらいを目安に、そこから増減させて決めるといいでしょう。良いレッスンであれば見込数より多くなるし、そうでなければ少なくなるでしょう。この点もシンプルです。

大切なのはポリシー

必要な経費と正当な利益の合計を生徒さんの見込数で割ることで、レッスン料が計算できます。こうした適正なルールで決めた料金なら「本当にこの価格でいいのだろうか」とモヤモヤした気持ちがなくなり、ヨガティーチャーも気分よくレッスンができます。

生徒さんも納得の上、参加できます。大切なのは、こうした価格に対する明確なポリシーなのです。

  • 周りのヨガティーチャーを見てなんとなく決めましたー。
  • 思ったより人数が少なくてスタジオ代が払えないので高くしまーす。
  • 高くしてやってみたけど人数が集まらないのでやっぱり安くしまーす。

このように明確なポリシーがないまま値段を決めたり変えたりするのはよくないです。同じレッスン内容なのに料金が変わるということは、適当に値付けをしていると思われ、生徒さんの納得が得られません。納得できない料金では生徒さんも参加しようとは思いませんね。

当然、様々な理由で値段を変えることも出てくるでしょう。それもポリシーにのっとって行なうべきです。生徒さんから、どうしてこの金額なのかを尋ねられても、胸をはって答えることができます。生徒さんもヨガティーチャーも、お互いスッキリ納得してレッスンに臨める、そんな「料金」の決め方が望ましいのです。

あとは工夫

料金が高いから生徒さんが来ない。そこで安くしてみる。前より来てくれるようになったけど、利益がほとんど無いか、赤字。この状態になってしまうと、ヨガビジネスは続けられません。

上で紹介したように、正当なポリシーでレッスン料を決めたなら、それが適正価格です。高いとか安いとか悩まず、その金額で来てくれるように考え工夫することです。どうしたらその金額で来てくれるかを考える。そうすることで、より良いヨガレッスンへと成長していけます。

まとめ

シンプルに考えてレッスン料を決め、その価格で生徒さんが来てくれるように工夫する、考える、これです。

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オンラインでヨガレッスンを開催する方法をお伝えします。この勉強会自体もZoomを使ってオンラインで開催。Zoom初心者大歓迎、ヨガインストラクター以外の方も大歓迎です。

  • 日時:2020年5月3日(日)10:30am〜(45分間)
  • 参加費:200円(税込)

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