- ヨガレッスン告知のポイントは?
- ヨガレッスンに参加された方全員に満足していただきたい
そう思うのなら、今回の記事が役立つでしょう。ヨガレッスン、ワークショップ告知の際のひとつのポイント「対象者を明確に」というお話です。
ミスマッチの不幸
私は時々セミナーや勉強会、体験レッスンなどに参加します。セミナーの内容を学びたいのももちろんですが、セミナーや体験会、説明会の運営のしかたを見たいという理由もあります。受け付けの方の対応だったり、スタッフの立ち居振る舞いなどを参考にさせていただいています。
そんな中、何年か前にIT系のセミナーに参加したことがあります。セミナーの告知分を読むと、仕事に役立ちそうなことが書いてあったので、参加しました。
しかし、期待は見事に裏切られました。主催者には申し訳ないのですが、内容がまったく理解できませんでした。チンプンカンプンです。これは、私の知識不足のせいでもあります。つまり、セミナーの内容を理解するためには前提となる条件(知識)が必要でした。その前提となる知識がなかったため、理解できませんでした。
これは本来参加してほしい人と、実際の参加者(私)との間にミスマッチがあったということです。私は主催者が想定した対象者ではなかったのです。
こうした勉強会やセミナーなどに参加する際には、どのような人を対象に開催するのかを必ず確認するようにしています。このセミナー告知のWebページにも対象者の記載はありました。ただ、ざっくりとしていて私も対象者に含まれるように取れたのです。
おそらく、前提知識がある人が読めば自分が対象だとわかったのでしょう。しかし前提知識がない自分が読むと、自分が対象かどうかの判断があやふやになってしまうような記載のされかたでした。
告知は対象を明確に
こうしたことは、ヨガレッスンでも起きる可能性があります。もし、初心者の方に向けたレッスンを開催したところにベテランさんがいらして「参加したけど、あまり意味がなかった」と思われてしまうのは、とても残念なことですよね。ベテランさんが参加したことで満席となり、参加できなかったビギナーさんもいたかもしれません。そうなると、本当に残念です。
レッスン対象者をはっきりと示さず、前提条件に合わない人が参加してしまい、疎外感を感じさせてしまう。それはとても申し訳ないことですし、双方にとって不幸なことです。ですから、どのような方に参加していただきたいのか、前提となることは何なのか。それをはっきり明記しましょう。
「今回は○○というテーマで行なうレッスンですから、○○という条件に当てはまる方に来て欲しい」ということを明確に示すことが大切です。
「対象者を間違えたのは読み手の問題で、単に勘違いしただけでしょ」
そう思うこともあるかもしれません。でも、その勘違いをさせないようにすることも、優しさや親切さのひとつです。
告知のポイント
告知における情報は5W1Hや5W2Hで記載すると抜け漏れを防げます。「いつ」 「誰が誰に」 「どこで」 「何を」 「なぜ」「どのように」「いくらで」というものです。その中で「誰に」にあたるのが対象者です。
「どなたでもご参加いただけます」もちろんこの表記もOKです。本当にどなたが参加されても満足していただけるレッスンであるなら、それでいいのです。レッスンの告知をする際には、ぜひ参加のための前提条件や対象者の表記にも気を配りましょう。
まとめ
ヨガレッスンやワークショップなどの告知をする際には参加の条件や対象者をしっかりと、わかりやすく明記しましょう。間違って参加してしまう人がいたら、それは告知の方法が間違っています。間違わないように伝えることも、優しさ、親切さです。
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