「明日は、はじめてのヨガレッスン体験だ。緊張するなぁ」
「私が場違いな感じだったら嫌だなぁ」
と、こんなふうに、はじめてご参加される生徒さんは様々な不安を感じるものです。そんなとき、ヨガティーチャーはどうお迎えしたらいいのでしょう。ぜひこの記事を参考にして、初参加の生徒さんの不安を取り除き、ヨガを心から楽しんでいただきましょう。
初参加の不安
以前「朝活(あさかつ)」 に参加したことがあります。
朝活とは:始業前の朝の時間を、勉強や趣味、ビジネスの活動などに当てること
私が参加した朝活はビジネス系のもので、友人の代理としてその朝活にはじめて参加しました。「はじめて」 というシチュエーションには、私はわりと慣れている方だと思いますが、それでも全員が見知らぬ人ですから多少は緊張します。
しかし、その朝活では当日私を案内してくださる担当の方が事前に決められていて、会場に着くやいなやその方がいらしてくれました(この方も初対面です)。
互いに簡単な自己紹介をし、席への案内、周囲の方々への紹介、名刺交換の機会などをつくってくださいました。40名以上が参加する中、友人の代理で発表を行なうことにもなっていましたが、その段取りもすべて案内してくださいました。
はじめての場は様々なことが不安ですよね。自分がどのように動いたらいいのかわからないのですから。しかし、そんな不安を予め汲み取り、先回りして段取りし、しっかりと案内していただいて、お陰様で大して不安を感じることなく参加できました。
はじめてのゲストをもてなす。これもその朝活の重要な実施項目とされているようでした。
このように、はじめての方を 「不安にさせない」 ということは、とても大切な取り組みだと、初参加する者の立場として感じました。
ヨガレッスンも同様に
はじめてのヨガレッスンに参加するとき、不安を感じるのが普通です。もちろん、人によってその度合は様々だとは思いますが多少の緊張はあると思います。
たとえば、
- 受け付けはあるの?
- 荷物はどこに置けばいい?
- 着替えはどこで?
- ヨガマットの敷き方は?
- ブロックは事前に手元に用意しておくの?
- ブランケットはどうなの?
こんなふうに、ほんの些細なことの勝手がわからずに、不安が募ったりするものです。もしヨガ自体も初体験というシチュエーションなら、さらにその不安は増大するでしょう。もしかしたら、あなたにもそんな経験があるかもしれませんね。
はじめての方の不安を取り除いてあげるのも、お迎えするヨガティーチャーの役目だと捉えておくのがいいでしょう。たとえば、はじめての方をお迎えする際には、少し早めに起こしいただいて、ご案内をしてあげてもいいですね。あるいは「はじめてご参加されるかたへ」というPOPをつくっておき、要所要所に設置しておくのも親切です。
あなたが過去に、はじめてレッスンに参加したときに感じた不安を思い出して、どうご案内するのがいいかを考えるといいでしょう。または、私の朝活と同じように、行ったことのない場所、はじめての集まりなどへ参加し、どんな点に不安を感じるかをあなた自身で改めて確かめてもいいと思います。
はじめてでも不安を一切感じることなく、ヨガを十分に楽しんでいただく。そんなレッスンを提供できるのが理想ですね。
あなたの生徒さんがヨガを十分に楽しめるよう、ぜひ 「不安にさせない」 を実践してあげてくださいね。
まとめ
はじめてご参加される方を不安にさせないことも、ヨガティーチャーの役割です。そのために何ができるかを考えて実践しましょう。そうしたことの積み重ねが、また来たいと思っていただけるヨガクラスづくりに貢献してくれます。
お知らせ:Zoomでヨガレッスン勉強会です(5/3)
「Zoomでヨガレッスン勉強会」を開催します!
オンラインでヨガレッスンを開催する方法をお伝えします。この勉強会自体もZoomを使ってオンラインで開催。Zoom初心者大歓迎、ヨガインストラクター以外の方も大歓迎です。
- 日時:2020年5月3日(日)10:30am〜(45分間)
- 参加費:200円(税込)