「あれもこれもやらなきゃと思うんだけど、意思が弱いのか、先延ばししてしまうんだよね」
ヨガティーチャーはいろいろなことをしなくてはなりませんから、そういうこともあるでしょう。そんなときはぜひこの記事でお伝えするメソッドを活用してみてください。あれよあれよというまにいろんなことができてしまいます。ほんとに簡単なので、おすすめです。
新たな挑戦にはつきもの
ヨガティーチャーには、しなければならない作業がたくさんあります。実際に活動をされている方ならおわかりかと思いますが、ヨガティーチャーはヨガレッスンだけをしていればいいというものではありませんね。
フリーランスで活動しているならなおさらです。会場の手配やレッスンの準備はもちろん、自分の心身メンテナンスのためのヨガや瞑想その他、あるいはブログやSNSのアップなど様々なことがあると思います。ただ、こうしたことがすでにルーティーン化されているならそんなに苦労せずスムーズに実施していけるのでしょう。
しかし、ビジネスの幅を広げようと考えたとき、ルーティーンにはない、新たな取り組みが必要となります。
着手のハードル
新たに何かをはじめようと思っても、普段の雑多なことで手が回らないと言い訳し、ついつい着手を先延ばしにしてしまうことがあります。それが新しいことに着手する際の心理的ハードルです。
たとえば、ヨガに関するコラムを新たに連載形式でブログにアップしていこうと決めたとします。それは誰かに依頼されたのではなく、自分でそう決めました。
しかし、自分で決めたにもかかわらず、コラムの書き方もわからない、なにからスタートすればいいかすらわからない。そんな中で、なかなか着手できずにいる。そうこうしているうちに数日がたち、いい加減やらなければと思い、とりあえず書きはじめてみる。
すると、あることに気づきます。書きはじめてしまえばそのあとは案外スムーズに進んだりします。スラスラと書き進めていくことができたりするものです。で、もっと早くはじめればよかったと気づくのです。
このように、必要なのはわかってるけど、気が乗らずついつい後回しにしてしまいがちなことがあります。これは「着手する」ことへの心理的なハードルが高いために起こることです。
着手のハードルを下げる
そんなときは、この着手のハードルを思いっきり下げるといいです。具体的には「とりあえず2分だけやる」 と決めてスタートすることです。とりあえずスタートして、2分が経過した時点でも気が乗らないならそこでやめる。その前提で、ひとまずスタートだけするのです。
「あの件の準備しなきゃ。でも、今日は疲れたしな・・・。そうだ、2分だけやろう」
こんな感じです。本当に2分でやめていいんです。とりあえず2分だけやってみて、もしそのままできそうだったら続ける。案外そのまま続けてやってしまうこともあるのですが、あくまでそれは「おまけ」としてとらえます。
何かをやり遂げようとしたとき、実は着手するというハードルがかなり高いのですが、それをグッと低くしてくれるのが、カンタンなこの方法です。
ヨガビジネスにおいても
- いつかやりたいヨガイベントがある。その企画をつくりたい
- 新しいヨガクラスを立ち上げたい。そのための準備をしなきゃ
- ○○さんとコラボしたい。その企画書をつくろうと思う
- 企業にヨガレッスンを提案したい。そのための資料が必要
やりたいけど、特に締切や期限のないこうしたことは、本当に先延ばしにしがちですよね。そんなときに、この 「2分だけやる」 をぜひ利用してください。スタート時の心理的ハードルを下げることでスムーズにスタートができ、後もそのままスムーズにできたりしますので。
2分は、スマホのタイマーでも計れますし、またキッチンタイマーなどがあるならそれを利用してもいいですね。いつでもカンタンにできるので、ぜひお試しを。
まとめ
何かをはじめるとき、それに「着手する」ことへの心理的ハードルがあります。そのハードルを低くするのが今回ご紹介した「2分だけやる」。おもいのほかスラスラといろんな事ができてしまうものです。ぜひ実勢してみてくださいね。
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