- 生徒さんに選ばれるヨガティーチャーになるにはどうすればいいの
- 生徒さんは何を基準にヨガティーチャーを選ぶんだろう
- 生徒さんの立場に立つって難しい
こうした考えは不要です。なぜなら、あなたも生徒さんだったことがあるはずだから。今回の記事では、生徒さんの立場に立つことについて考えてみたいと思います。きっと、あなたのヨガクラス運営に役立つでしょう。
客側の体験
私は、以前Webデザインのスクールに通ったことがあります。受講を決めるまでに、いくつかのスクールの説明会に参加しました。
自分がヨガスクール(RYT200取得のためのTTC)に携わる立場でもあるので、コースの内容を聞くこと以外にも、スタッフの対応や説明のしかた、受講生へのサポート内容など、勉強をさせてもらいました。
加えて、自分が何を基準に決めるのか、どうしてそのスクールが「いい」と思うのか、逆にどうして「よくない」と感じるのか。自分自身のそうした感覚を観察もしました。そこに、選ばれるスクールになるためのヒントがあると思ったからです。
ビジネスのシーンでは、お客様の立場で、とか、お客様の視点で、などといいます。Webスクールを検討する際、私自身がそのお客様そのものでした。
どのようなスクールを選ぶのかを、当事者(お客様)として体験しているわけですから、それはとても貴重なものでした。その体験から様々なことが学べました。
あなた自身の体験
ヨガティーチャーのあなたもかつて生徒だったことがあるはずです。ぜひそのときの体験を、いまのティーチャー活動に活用しましょう。
たとえば、何がきっかけで、その体験レッスンを受けてみようと思ったのか。そして、実際に体験レッスンを受けてみて感じたこと。引き続きレッスンに通うことを決めたのなら、何が良くてそのレッスンに通うことにしたのか。あるいは、もし通うことを断念したとしたら、何が合わなくてそのレッスンに通わなかったのか。
そうしたことを、思い出して書きだしてみましょう。あなたが、そのレッスンやその先生を選んだのには理由があるはずです。
たとえば
- 対応がすごく良かったから
- 先生の声と笑顔がステキだったから
- みんなが楽しそうだったから
など。
逆に選ばなかったことにも理由があるはずです。
たとえば、
- 会場や更衣室がきれいではなく、快適ではなかったから
- 先生の声が聞こえづらかったから
- 先生が特定の数人の生徒とだけ話していて疎外感を感じたから
など。
まさにそれが「お客様の視点」ですね。もしかしたら、その理由の中には、なんとなくといったフィーリング的な漠然としたものもあるかもしれません。しかしあえてそれを言語化して書き出しましょう。
かつて生徒だったあなたは、お客様の立場でした。その経験を最大限に活用しましょう。あなたがそこで感じたことが、生徒さんに選ばれる理由、選ばれない理由になるのです。
ヨガレッスンでなくても
このことはヨガレッスンだけに限りません。私がWebデザインスクールで体験したように、あなたがかつて通った習い事。たとえばテニススクール、ゴルフスクール、お料理教室、英会話など、あらゆるところで体験できます。あるいはカフェやレストランでのおもてなしでも。普通のお店の接客でも。
あなたが選んだ、あるいは選ばなかったという体験を通して、学ぶことができるのです。選ばれるヨガティーチャーになるために、ぜひその機会を活かしてください。
まとめ
生徒さんの立場に立つことは難しくありません。かつてあなたも生徒さんだったから。そのときに感じたことを書き出して、現在のヨガビジネスに役立てましょう。
ヨガレッスンでの体験に限らず他の習い事や、ショップで受けた接待などもヒントにしましょう。それが選ばれるヨガティーチャーになるための施策のひとつです。
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